ホエールウォッチングでほぇ~(吐)とならないようにね!!!!

ホエールウォッチングでほぇ~(吐)とならないようにね!!!!

はいたい!

オットも私も酔いやすい!

そんな両親から生まれた「乗り物酔いサラブレッド」の長男くんは、全く酔わない亜種タイプです。

 

先日、沖縄に遊びに来てくれたお母さん。なんと知り合いから、ホエールウォッチングのチケットを譲ってもらったとのこと。

「自分じゃ絶対買わないけど(コラ!)貰えたなら行こう!」

「野生のクジラ見るのなんて初めて~!」

最近めっきり沖縄ライフとは言えない生活を送る我が家が色めき立つ。

 

当日、一応酔い止めを買う。

沖縄で何回か船に乗った私は、「酔いに少し耐性がついたんじゃないか?」と思っておりました。

しかしやはり心配なので、朝ごはんは軽めで、お昼ごはんはウォッチングの後に、と言うことに。

 

薬局で酔い止めも買い、飲む。

長男くんにも飲ませようとしたら、オットが「長男は酔ったこと無いから大丈夫でしょ」とのこと。

慶良間に行ったときも水納島に行ったときも全く船酔いがなかったので、うーん、まあ大丈夫・・・か?

というかもうこの段階で、酔い止めは“おまもり”位のポジションでした。念のため、位な感じ。薬局で買う時も、安いので良いっしょ!みたいなノリ。

まさかこのノリが地獄の始まりとは…

 

 

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何故が乗船前にバナナクレープ

ホエールウォッチングの船着場周辺まで来たものの、まだ時間があるとの事でスーパーでお茶でも買おうと寄ると、スーパーから出て来たオットの手には何故かバナナクレープが握られていた。

1番酔いやすい奴が何故・・・

 

乗船前にバナナクレープを頬張るオットを見ていたら、こっちを向いて

「気持ち悪いかも…半分食べる?」

なんで船乗る前から気持ち悪くなってるの!?

「(残したら勿体ないよね…俺はもう無理だけど…)」的な雰囲気をかもし出し、私とお母さんが半分ずつ食べる。

とんだクレイジーバナナ野郎だ…

 

いよいよ乗船!

オット「揺れる船見てたら気持ち悪くなって来た…」

みんな思った「(バナナクレープのせいだろ…)」

スタッフは母国語が中国語。

スタッフの男性は、日本語が上手いおそらく外国の方で、外国語を話さなければ日本人かと思いましたが、中国語っぽいやつが上手過ぎたので、おそらく、台湾か中国の方。これが後々効いてくる。

しっかりと丁寧に案内され、接客も文句無し。どこが1番揺れませんか?と聞いたら「後方が一番揺れないヨ!」との事だったので、後方の席を確保。

 

 

船はどんな感じ?

船は定員30~40人程のそんなに大きくない船で、今回の乗船率は8割程。

そしてお客さんは、ほぼほぼ外国(台湾、中国)の方でした。日本人はちらほら。

船の前半は室内で布張りのバス席の様で、私達が乗った後方は野球場の椅子を船に固定した感じの席でした。

1番後ろの席だけ溶接が取れていて、おじさんが座っていたけどちょっとハラハラしました。

 

用意されているライフジャケットを装着して、「クジラが出た際は時計の様に、真ん前が12時、右が3時、後ろが6時、左が9時と指示しますから、そちらの方向を見て下さい」と説明があり、出発!

あと、クジラをすぐに発見出来れば1時間程で帰って来られるが、居なければ探すので2時間以上は掛かるとの事。

 

…ん?2時間以上…?

 

全速力の船…予兆

港を出発した船はすぐに全速力となり沖へ向かいます。

限られた時間でクジラがいる場所まで行かなくてはならないので当たり前なのですが、沖へ進むにつれ波も高くなって来ました。

そこで私はトイレへ行きたくなってしまう!

めちゃ揺れの船内を進み何とかトイレへ。男性が立ちションしたら間違いなくコースアウトの揺れです。

帰りもひたすら踏ん張りながら席へ戻りましたが、気を抜いたら船から転げ落ちそうでした。

なんとか着席し、数十分後…思いました。

 

「長いな…」

 

そう 、長いのです。

もうかれこれ40分は乗ってるんじゃなかろうか。1時間で帰って来られるコースなら、20分行きの移動、20分程ホエールウォッチング、20分帰りの移動のはず。

この時点で2時間超え確定なのでした。

 

耐えられるのか⁈私!

そして隣でクレイジー・バナナ野郎もとい、オットがほとんど動かなくなりました…

 

突然の外国語

気にしない様にはしていたけれど、胃から胃液っぽい物が一瞬込み上げた。

「大丈夫、酔い止め飲んだだろ?」

と自分に言い聞かせ、副作用の喉の渇きばかりが薬の効果として発揮された。

ちびちびと水を飲んでいると…

 

「十一时的方向!」

 

座っていた客達が一斉に立ち上がる。

??意味が分からない私達。どうやら11時の方向にクジラが出たらしい。

ちょっとスタッフ!日本語も使って!

スタッフも、突然出現するクジラにつられて、咄嗟に母国語が出てしまう為、一歩遅れる私達。

船が止まり、ウオッチングタイム。

2階に行っても良いと言われてデッキのある2階へ。

 

逃げ場はない、横揺れ地獄

2階へ行くとすぐにクジラが一瞬見えるも、その後クジラは現れず、しばらく皆で波際を見つめる。

波が高く横揺れが酷い。携帯をカバンから出したくても両手で船にしがみついていないと振り落とされそうでした。

その間も船は移動したり、止まったり。そして、半端ない横揺れにより段々と酔ってきた。

少しして、下で動かなかったクレイジーバナナがのそっと現れる。そして2分もしないうちに「下、戻るわ」

私も、一緒に戻る事に。

2階から1階に戻る階段は急で、とても怖い。降りる途中に揺れる!なのに何故か前方のクレイジーバナナがストップ!

「早く行ってよ!」と急かす私。今思えばあの時、ピークだったのかも。

 

ほぼ瀕死で一族全滅の危機

2人してやっとの事で席へ戻りグッタリ。

よく見たら長男くんもグッタリ。

…え⁈酔ってるやん!!!

お母さんは全然酔っておらず、酔い止めを飲ませてくれたりしていました。少しじっとしているとまた

「十ニ时的方向!」 

 

いやいや、日本語は?!

しかし、グッタリしていた私達は反射的に、横の席から見る!も、見えず、急な移動に体力ほぼゼロに。

ゲームで言うなら体力減り過ぎて画面の周りが赤くなって瀕死状態

じっとしてたら少し回復する体力も、停泊すれば横揺れによりじわじわ削られる。全員瀕死でなおかつ地面全部毒、みたいな。時間が経てばパーティーは全滅し、ゲームオーバー状態。神よ…

 

ウォッチング、早く終われ!

ホエールウォッチングを楽しみに来たはずの私でしたが、いつしか内心「早く終われ!一瞬クジラを見るにしては、リスクが高すぎる!」と、思っていました。

 

そして隣のクレイジーバナナは、前傾姿勢で全く動かず、「死んだのかもしれない。」と私は思いました。

 

クジラを見せたいスタッフ VS 一刻も早く帰りたい私達

中々クジラをゆっくり見られないせいで、クジラを(全速力で)追いかけては止まり、探す。の繰り返し。

例えるなら、車のアクセルとブレーキを繰り返している様な状態が永遠かと思われる程続きました。

それも、ちょっとでもクジラが見られるようにと言うスタッフの心配りでしたが、正直、クジラ見るどころでは無い私達は1分でも早く帰りたかった。

 

「クジラだってさ、こんな大勢に見られたくないはずだよ…」とか、もうよく分からないけれど、早く陸に戻りたい私はクジラの気持ちまで考えていました。

 

やっと帰路へ

そろそろ帰る的な中国語が聞こえて、観光客達が戻って来ました。スタッフと目が合った時、満面の笑みで

「クジラ、見れました?」

と聞かれ、めっちゃ情けない声で「はい…」

と言ったのを最後に、記憶がありません。気付くと船着場でした。

 

吐いてたクレイジーバナナ

船から降りる際にエチケット袋(使用済み)の回収がありましたが、吐くことは無かったので断わろうとすると、横から颯爽とエチケット袋を提出するクレイジーバナナ

何故か「出ちゃった///」と、はにかんだ表情。

 

無事、陸に辿り着きました。

うん、向こう10年はホエールウォッチングもう、いいかな…

 

 

ちなみに、ダイビング大好きなオットの知り合いが言うには、最強の酔い止めは「アネロン!」とのこと。ウォッチング行く前に知りたかった…(笑)

 

 

・酔いやすい人は強い酔い止めを!

・乗る前は食べ物を食べない。バナナクレープはもってのほか

・簡単な中国語は予習しておこう(もしくは日本人スタッフをリクエスト)

・携帯やカメラは手に固定しよう

・子供でも飲める酔い止めを用意しよう

 

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