ヤンバルクイナに恋をしてしまったかもしれない

▼前回の話
【亜熱帯の秘境】沖縄のやんばる地方に行ってみた！ ～ター滝編～

ター滝から（びしょ濡れのまま）帰って来る途中、モヤモヤとこんなことを考えていました。

ヤンバルクイナに、逢いたいなぁ･･･

えっ急に･･･？

と、思われるかもしれません。

しかし違うのです。

実はやんばる地方に行こうと決め、「やんばる」で検索し情報収集してた時に、ある画像を見つけてしまいました。

それがこれです。

か･･･

可愛い･･･！！！！

この丸み･･･そして無防備な後ろ姿･･･

お前、完璧（な可愛さ）やないか･･･！

そして彼ら、鳥なのに飛べないのです。

いやもう、すごく丸いし太ってるし、明らかに飛べ無さそうではあるけど･･･！

そして、回り回ってそれが原因で絶滅危惧種に指定されているのだとか。

なんて可哀想で可愛い生き物なんだ･･･！

ヤンバルクイナを一目見たい…！そんな想いを抱き、やんばる地方でも更に北を目指しました。

気付いたら、沖縄本島最北端「辺戸岬（へどみさき）」まで来てしまいました。

辺戸岬に着いて、最初に目につくモニュメント･･･

コイツは･･･クイナなのか？

長男もどことなく訝しげだ。

ふと右側を見ると遠目に見える何か。

コイツは間違いなくクイナだ･･･！

デカイ･･･が、これはクイナを模した展望台らしい。

展望台には用はない。

用があるのは本物のクイナだけだ。

最北端まで来てしまったが、この辺りにクイナがいる予感はかなりしていた。

なぜなら、こんな標識を結構な頻度で見かけたからだ。

いやお前、飛び出してくるんかい！！！

ただでさえ絶滅しかけてるのに･･･！

クイナの飛び出し事故を想像し胸を締め付けられながらも、この日はやんばる北西にある朝日家というペンションに宿をとり、翌日のクイナ探索に備えることに。

クイナの首に鈴を付ければ、もしかしたら飛び出す直前にクイナに気付くのではないか･･･

いや猫じゃないんだから首に鈴はダメだろ･･･

それに鈴なんかつけたら、位置バレバレで生活に困るのでは･･･

そもそも鈴付ける前に、どうやってクイナ捕まえるんだ･･･

そんなことを考えながら眠りにつきました。

翌朝。

「ザザーン」

という波の音で目が覚めました。

海ちかっ。

夜に着いたので気づきませんでしたが、結構海が近くて、眺めが良かった。

クイナ探しは一時休戦。海を散策することに。

川もありました。

朝日家さん、自然味溢れたとても良いところでした。

改めて北上、ヤンバルクイナ生息地とも言われる沖縄のパワースポット「大石林山」に向かうことに。

ジャングルから見える巨石が有名な場所です。

バスでの移動中、車内でヤンバルクイナの説明やヤンバルクイナの鳴き声が、これでもかと言うほど流れており、テンションは高まるばかり…！

さあ見つけるのだ！長男よ！

クイナを探す長男。

しかし険しい･･･

気付いたらめっちゃ景色良い場所に着いてた。

眺めが良き！

ガジュマルの存在感！

パワーストーンからパワーも授かりまして･･･

大満足！！

沖縄の大自然は、海だけでは無いですね！！

肝心のヤンバルクイナいなかったけど！！！

頑張って登ったのに･･･無念。

帰り道、目に付くヤンバルクイナグッズを片っ端から衝動買いしそうになりながらも、やんばるを後にしました。

いつか･･･いつかこの目で見てみたい･･･！

と息巻いていましたが、家帰ってからよくよく調べたら「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」というものがあり、ここにクイナいるとのこと。

あ、普通に見られるんですね･･･

（近々見に行きます）